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  小山馨税理士事務所
   
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  ●●●●●●●●●●会計の話(そうか!本当は知らなかった)●●●●●●●●●●
                    
① 会計は役に立たない! 
  
  「会計なんぞ役に立つものか!」そんな経営者の意見はおおむねこのようなものです。

 ●試算表や決算書は、税務署への申告用、金融機関からの融資用しか役立たない。

 ●税理士のいう会計、経理、財務は小難しく、制約の話ばかり。そのような堅苦しいこと
  ばかりでは経営が委縮する。

 ●税理士の作成する財務諸表や試算表では、会社内部のことを把握できない。
  
  近頃、「餃子屋と高級フレン・・・」「さおだけ屋・・・」「お金は銀行に・・・」会計に関する本が
  よく売れているようです。ビジネス書のベストセラー上位にはいつも会計に関する本が上
  位に顔を並べています。これらの本の登場人物たちは、会計を操り鮮やかな手腕で、窮
  地にある会社を助け、あるいは会社を見事再建させます。

  所詮、読み物の世界・・・・・・現実の世界とはやはり別ものなのでしょうか。

  もちろん、読物ですから、読者を牽きつけるための誇張はあるでしょう。しかし、まったく
  の絵空事とは言い切れないと思います。
  


  「会計は役に立たない」という主張は、 いっけんすると一理あるような気がしますが、冷
  静にそして長い目で見てみると、やはり誤りです。


 ●試算表や決算書は、税務署への申告のため、金融機関からの融資用・・・
                      
 
  経営者自身が、「金融機関用」「税務署提出用」と決めつけていませんか?
  もしそうなら、正確に経理処理できたいない恐れがあります。きちんとした処理を
  していないと、財務諸表(試算表、決算書)は本来の機能を発揮できないのです。


  途中で採点をやめたまま返却された答案用紙、前回の点数を持ち越し加算され
  た答案用紙、その点数で判定された通知表
。これが正確な成績を反映してな
  いことは明らかです。

 
  きちんと処理していなければ企業会計でも似たようなことが起こるのです。


 ●税理士のいう会計、経理、財務は小難しく、制約の話ばかり・・・・
                       

  財務は経営の共通語、経営状態を数字で表せる唯一の手段であり、経営者として必修
  の能力です。PDCAの実行上、不可欠な情報を財務諸表は提供してくれます。税理士
  との人間的な相性に原因があるのかもしれませんが、一度その小難しい話を社会勉強
  と割り切って耳を傾けてみてはいかがでしょうか?



 ●税理士の作成する財務諸表や試算表では、会社内部のことを把握できな・・・
                       

  税理士が作成する財務諸表や決算書は主に外部提出用(社外の利害関係者)に作成
  されています。これらを内部管理(管理会計)に活用するには、すこし工夫が必要!、
  競争激化の時代、内部管理に会計データ活用は不可欠のはずですが、会計事務所に
  記帳処理を丸投げした状態のままでは活用不可能です。